貸し住宅の維持管理について

気に入ったアパートの契約前に何件かピックアップして次に一番いいと思う部屋を決めるのですが、その時何を基準にしたやり方で選べばいいのでしょうか。まず大事なのが月々の家賃です。これは入金の1/3がいいといわれています。実際それをもとに部屋を借りると余裕を持って住むことができます。また物件を探す時それが高額でないか確認しておきましょう。違う店で同じ場所の物件を比べてみて、あまりに差額が大きいなら他の店に行き平均の金額をみることも大切です。

毎月発生するので時間をかけてみましょう。また間取りでも家賃が違うので家賃が高い場合はこちらも見直してみて下さい。

物件は持ち家と相違し、維持管理は専門の管理業者がするケースが多数です。一軒家が、多様な維持管理を自分自身で行う必要があるのに比べアパートは毎月払っている維持管理費で補ってくれます。維持管理費には、ロビーや貸し住宅の集積場等の公用場所の掃除、マンション等でエレベーターを利用している時には、その点検や日々のメンテナンスも入っているのです。

大抵、維持管理費は設備の手厚い賃貸物件ほど高くなっています。この維持管理費には、個々の消耗部品代等は当たり前ですが、対象外です。電球や水道のパッキン等の消耗品はそれぞれの負担での管理になります。

入居先の鍵交換はしているの?残念なことに、物件の鍵交換は必要条件ではないのです。決定前に、不動産業者に鍵交換が行われているかを確かめるしかないでしょう。仮に、鍵交換がされていない場合は必ず、鍵交換を要望しましょう。不動産屋によっては管理会社に直接交渉をしてくれる場合もあります。仮に運営会社の鍵交換を断られた際でも皆様の負担で鍵交換を頼みましょう。ケースは少ないかもしれませんが、鍵交換を施さなかったため泥棒やストーカー被害等にあったという例がないことはないのです。今後の皆様の安全を買う意味でも、鍵交換の料金は必要ですが、鍵交換は忘れずするようにして下さい。

 

貸し住宅の維持管理についてはなかなか実感することがないため支払う必要があるのかと考えてしまいがちですが、普段の何気ない景色や快適な環境を守ってくれる大切なものです。そのマンションなどに住ませてもらっているという立場を忘れずに皆が支払っている平等の経費を気持ち良く収めましょう。一軒家の場合は自分で管理していかなければならないので毎月定額を管理費用として使用するか貯金をしていくようにしてみてください。